こんにちは!
Soigner Healthcare代表、上海在住15年目の管理栄養士、SAYA(@s.diet_advise)です。
朝、メイクをした時は「よし、今日も完璧!」と思ったのに。 夕方、オフィスの鏡や電車の窓に映った自分の顔を見て、ギョッとしたことはありませんか?
「あれ、顔がどす黒い……?」
「ファンデーションの色、合ってないのかな?」
「なんか顔全体が黄色くくすんでる」
慌ててパウダーを叩いても、ハイライトを入れても、あの朝の透明感は戻らない。
もしあなたが35歳を過ぎていて、この現象に悩んでいるなら、残念ながらそれは「ファンデーションの酸化」や「ただのメイク崩れ」ではありません。
その正体は、あなたの体の中で起きている「糖化(とうか)」です。
今日は、高い美白美容液でも消せない「肌のコゲ(黄ぐすみ)」の正体と、私が実践している「コゲないためのルーティン」についてお話しします。
肌の黄ぐすみの正体「糖化(コゲ)」とは?

「酸化(サビ)」はよく聞きますが、「糖化(コゲ)」はご存知でしょうか?
わかりやすく言うと、ホットケーキや食パンが焼けて「こんがり茶色く」なる現象。あれが「糖化」です。
※専門用語では「メイラード反応」と言います。
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小麦粉(糖質)
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卵・牛乳(タンパク質)
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加熱(体温)
この3つが揃うと、白かったパンは茶色く、硬くなりますよね。
これと全く同じことが、あなたの肌の中でも起きています。
血液の中に余った「糖分」が、肌のハリを作る「コゲラーゲン(タンパク質)」と結びつき、体温でじっくり温められることで、「焦げたような茶色の物質(AGEs)」に変わってしまうのです。
これが、夕方の「黄ぐすみ」の正体です。 日焼け止めを塗っていても、ファンデーションを変えてもくすみが取れないのは、肌そのものが内側から「コゲて」しまっているからなのです。
35歳から「コゲ」が加速する理由

「でも、昔は甘いものを食べても肌はきれいだったよ?」 そう思いますよね。
実は、若い頃は代謝が良いので、少しコゲてもすぐに新しい肌に入れ替わっていました。
しかし、35歳を過ぎると代謝が落ち、一度できた「コゲ(AGEs)」が肌に蓄積されやすくなります。
そして何より恐ろしいのが、「血糖値の乱高下(スパイク)」です。
上海の美意識の高い女性たちが、タピオカミルクティーを飲むときに「無糖」を選ぶのは、単に「太りたくないから」ではありません。
「血液中に糖が溢れると、一瞬で肌がコゲる」ということを知っているからです。
彼女たちにとって、「高血糖」は「ブスになるスイッチ」なのです。
管理栄養士が実践!35歳からの「抗糖化」ルーティン

では、どうすれば肌のコゲを防げるのでしょうか?
一度コゲてしまったパンを真っ白に戻すことができないように、糖化した肌を化粧品だけで戻すのは非常に困難です。
一番の美容法は、「これ以上コゲさせないこと」。 私が普段実践している、3つの「抗糖化ルーティン」をご紹介します。
1. 「ベジファースト」でコゲを防ぐ
食事の最初には必ず「食物繊維(野菜・海藻・きのこ)」を食べます。 これが「防波堤」となり、後から入ってくる糖の吸収を緩やかにしてくれます。 私は外食でサラダがない時でも、コンビニで「もずく酢」などを買って先に胃に入れるようにしています。
2. 「コゲやすい調理法」を避ける
実は、食べ物自体にもAGEs(コゲ)は含まれています。 調理法によってコゲの量は変わります。
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焼く・揚げる(唐揚げ、焼肉) → コゲが多い
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蒸す・煮る(水餃子、しゃぶしゃぶ) → コゲが少ない
上海美女たちが、焼き餃子よりも「水餃子」を、焼肉よりも「火鍋」を好むのは、美容的に非常に理にかなっているのです。
3. 自分の「血糖値」をコントロールする【最重要】
これが最も効果的です。 どんなに高い美容液を使うよりも、「食後の血糖値を急上昇させないこと」が、最強の美白ケアになります。
私は管理栄養士として、自分の血糖値が「何を食べたら上がるか」「どう食べたら上がらないか」を把握しています。 だから、たまにケーキを食べても、肌をコゲさせない自信があります。
本気で「透明感」が欲しいなら、美容液より「数値管理」

肌のくすみを消すために、3万円の美白美容液を買うのも良いでしょう。
でも、もしあなたの体の中が「高血糖」でコゲ続けているとしたら……その3万円は、穴の空いたバケツに水を注ぐようなものです。
「じゃあ、具体的にどんな数値を目標にすればいいの?」
「コゲないための具体的な食事メニューは?」
これについては、ここで書くと長くなりすぎてしまうので、別の記事にまとめました!
「太らないため」だけでなく、「肌の透明感を取り戻すため」の食事法。 本気で黄ぐすみを卒業したい方は、ぜひこちらを読んでみてください。
これを知っているだけで、あなたの5年後の肌は劇的に変わります。
まとめ:今日から「抗糖化」を始めよう

肌のコゲ(糖化)は、一朝一夕では消えません。 でも、今日からの食事を少し意識するだけで、未来のコゲは100%防ぐことができます。
35歳からは、足し算の美容(コスメ)よりも、引き算の美容(抗糖化)。
まずは今日のランチ、一口目の野菜から始めてみませんか?
あなたの肌が、本来の透明感を取り戻せますように。