こんにちは!
Soigner Healthcare代表、上海在住 管理栄養士の(SAYA@s.diet_advise)です!
生理前のPMS(イライラ・腹痛・腰の重だるさ)は、仕事や人間関係の中で気づかぬうちに私たちのパフォーマンスを下げてしまいます。
「集中できない」
「泣きたくなる」
「ただ座っているのもしんどい」
そんな日があってもいい。
PMSは“我慢するもの”ではなく、体からのメッセージです。
東洋医学の知恵と、上海で出会った“温める文化”から、その整え方を紹介します。
PMSと「冷え」の関係
東洋医学では、PMSや生理痛の多くは 「冷え」と「巡りの滞り」 から生まれるとされています。
体が冷えると、血の巡りが悪くなり、気(エネルギー)が滞る。
それが腹痛・むくみ・イライラといった症状につながります。
上海で出会った“温めるケア”
中国で出会った「艾灸贴(あいきゅうてぇ)」と「艾灸包(あいきゅうほう)」。
よもぎを使った温熱シートで、腰や下腹部に貼るとじんわりと温まり、血流を促してくれます。
見た目はホッカイロのようですが、よもぎ成分の働きで“芯から温める”のが特徴。
中国では、「冷えを防ぐ=美容と健康の基本」という考え方があり、オフィスでも家でも温めケアをする人が多いんです。
ツボを意識した温めポイント
中国では「ただ貼る」だけでなく、ツボを意識して温めます。
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大椎(だいつい):首の付け根。冷えを追い出し、全身の巡りを促す
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関元(かんげん):おへそから指4本分下。婦人科系トラブルや生理痛に
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中脘(ちゅうかん):みぞおちとおへその間。胃腸の不調や食欲不振に
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三陰交(さんいんこう):内くるぶしから指4本分上。PMS・むくみ・冷えの改善に
その日の症状に合わせてツボを選ぶことで、より深く「整える」ことができます。
冷えを遠ざける中国の知恵
中国では「冷たい飲み物を避ける」「温かいスープやお茶で体を温める」が日常の習慣。
“冷えは女性の敵”という言葉は、ここでは誰もが知っている常識なんです。
中国の定番セルフケア
- 冷える日は 艾灸贴を腰と下腹部に貼る
- 飲み物は 常温〜温かいお茶(黒豆茶・生姜紅茶など)
- ストレッチ+深呼吸で 「気」の巡りをよくする
- 甘いお菓子の代わりに なつめ・くるみ・ドライフルーツ
体を温めると、心までふっと軽くなる。
それが“整える力”です。
整えることは、優しく生きること
PMSの不調は、我慢でも根性でもなく、体を労るサインです。
温める・巡らせる・ゆるめる
それが東洋のやさしいセルフケア。
Soigner Healthcare は、そんな「整える生き方」を応援しています。
体を温め、心をゆるめ、自分らしく凛と生きる。
それが、私たちが提案するホルモンケアの新しい形です。