こんにちは。
上海在住の管理栄養士、中平彩香(SAYA@s.diet_advise)です!
最近の私と同じように感じていませんか?
なんとなくやる気が出ない。
朝、起きるのがつらい。
理由のない不安が続いて、夜中に「はっ」と目が覚めることがある…。
病院に行くほどではないけれど、確かに“調子が悪い”。
そんな不調、誰にでもありますよね。
2021年も終わりに近づき、コロナの影響や環境の変化も重なって、
知らないうちに心も体も疲れていたのかもしれません。
私自身もここ最近、慢性的なだるさに悩まされていました。
『最高の体調 ACTIVE HEALTH』との出会い
その時に出会ったこちらの本『最高の体調 ACTIVE HEALTH』
やる気が起きなく、なんかだるい 朝起きるのが辛すぎる なんとも言えない不安におそわれる こういう時って、睡眠・食事・運動・人間関係のどれかがおかしくなってるんですよね。 当たり前のことを当たり前にすれば、健康でいられるって「最高の体調」読んで改めて思う#最高の体調
— SAYA中平彩香 (@SayakaN914) October 6, 2021
こちらの本は、オリエンタルラジオ・中田さんのyoutubeでも紹介されていました。
読んでみて一番感じたのは、
「やっぱり、食生活と生活リズムこそが心と体の基礎なんだ」ということ。
やる気が出ない、だるい、気分が沈む。
こうした不調の裏には、睡眠・食事・運動・人間関係のどこかに“ミスマッチ”が起きているという考え方が紹介されています。
Kindle Unlimitedには含まれていない本なので、要約見てから本を読んでみたいという方は、チェックしてみてね!
現代人の不調=「炎症」と「不安」
著者は、人間が進化の過程で手に入れた便利さの裏側に、“文明病”という新たな不調が生まれていると述べています。
それが、
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体に起きているミスマッチ → 炎症
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心に起きているミスマッチ → 不安
です。
このミスマッチを改善させるためには、『炎症』と『不安』のケアをしてあげることなんです。
炎症を引き起こす要因
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内臓脂肪や肥満
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睡眠不足・睡眠の質の低下
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トランス脂肪酸の摂りすぎ
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慢性的な孤独
体の炎症レベルが高いほど、疲労や不調が出やすくなる。
逆に、炎症を抑えれば、体も軽く、心も安定していくといいます。
身体の炎症レベルが低ければ低いほど、長寿なんだとか!
健康と最高の体調を手に入れるためには、炎症を軽くすることがポイントなんです!
不安を引き起こす要因
昔の人の不安は「明確」でした。
獣に襲われる、食料がない…といった“今”の不安。
一方、現代の私たちの不安は「ぼんやり」としています。
将来のこと、人間関係、SNS、漠然とした焦り。
この“曖昧な不安”が、心身のエネルギーを少しずつ消耗させてしまうのです。
炎症と不安をケアする3つの方法
① 食生活の改善と腸内環境のケア
発酵食品(納豆・キムチ・味噌・ヨーグルトなど)を意識的に摂りましょう。
食物繊維の多い食材(海藻・きのこ・ごぼう・りんごなど)も腸の味方。
腸内環境が整うと、免疫力が上がるだけでなく、
“幸せホルモン”セロトニンの生成もスムーズになります。
抗生物質を服用した後は、良い菌まで減ってしまうため、
意識的に発酵食品でサポートしていきましょう。
② 自然にふれる
1年に数回でもいいので、山や海、公園など自然の中で過ごす時間を。
自然の画像や音でもリラックス効果はあります。
自然に触れるだけで、ストレスホルモンが下がり、自律神経が整うという研究結果もあります。
③ “量より質”の人間関係を大切に
SNSのつながりよりも、心から信頼できる人との関係が大切。
私たちは一度に深く関われるのは、5人ほどだといわれています。
友達は「多ければいい」というものではなく、
どんな人と、どんな関係を築けるかが心の健康を左右します。
数よりも、安心できるつながりを。
そんな関係がひとつでもあれば、それで十分です。
④ 運動でストレスをリセット
週に2〜3回、12分ほどの早歩きでもOK。
短い時間でも続けることで、ストレスホルモンを減らす効果があるといわれています。
「できる範囲で、気持ちよく体を動かす」ことが大切です。
『最高の体調』を読んで実践していること
私自身、この本を読んでから実践し始めたことがいくつかあります。
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発酵食品を意識して摂る(味噌汁・納豆・ヨーグルトなど)
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食事を整えることで、朝の目覚めが軽くなった
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公園や海辺を散歩して、自然のパワーを感じる時間をつくる
気づけば、以前よりも心が穏やかで、“やる気が起きない自分”に優しく向き合えるようになりました。
まとめ
今日は『最高の体調 ACTIVE HEALTH』をご紹介しました。
「怒り」「不安」「疲労」といった現代人の不調を、
科学的に、そしてやさしく解き明かしてくれる一冊です。
炎症を抑え、不安を整える。
その鍵は、食・睡眠・運動・つながりの中にあります。
心と体、どちらも無理をせずに、“整える”ことからはじめていきましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
それではまた次回!中平彩香(SAYA @s.diet_advise)でした!