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【書評】最近、やる気が起きなくて…そんなときに出会った一冊『最高の体調』

 

 

こんにちは。
上海在住の管理栄養士、中平彩香(SAYA@s.diet_advise)です!  

最近の私と同じように感じていませんか?

なんとなくやる気が出ない。
朝、起きるのがつらい。
理由のない不安が続いて、夜中に「はっ」と目が覚めることがある…。

病院に行くほどではないけれど、確かに“調子が悪い”。
そんな不調、誰にでもありますよね。

2021年も終わりに近づき、コロナの影響や環境の変化も重なって、
知らないうちに心も体も疲れていたのかもしれません。
私自身もここ最近、慢性的なだるさに悩まされていました。

 

『最高の体調 ACTIVE HEALTH』との出会い

その時に出会ったこちらの本『最高の体調 ACTIVE HEALTH

 

 

こちらの本は、オリエンタルラジオ・中田さんのyoutubeでも紹介されていました。

 

読んでみて一番感じたのは、
「やっぱり、食生活と生活リズムこそが心と体の基礎なんだ」ということ。

やる気が出ない、だるい、気分が沈む。
こうした不調の裏には、睡眠・食事・運動・人間関係のどこかに“ミスマッチ”が起きているという考え方が紹介されています。

 

 

Kindle Unlimitedには含まれていない本なので、要約見てから本を読んでみたいという方は、チェックしてみてね!


 

現代人の不調=「炎症」と「不安」

著者は、人間が進化の過程で手に入れた便利さの裏側に、“文明病”という新たな不調が生まれていると述べています。

それが、

  • 体に起きているミスマッチ → 炎症

  • 心に起きているミスマッチ → 不安

です。

このミスマッチを改善させるためには、『炎症』『不安』のケアをしてあげることなんです。

 

炎症を引き起こす要因

  • 内臓脂肪や肥満

  • 睡眠不足・睡眠の質の低下

  • トランス脂肪酸の摂りすぎ

  • 慢性的な孤独

 

体の炎症レベルが高いほど、疲労や不調が出やすくなる。
逆に、炎症を抑えれば、体も軽く、心も安定していくといいます。

身体の炎症レベルが低ければ低いほど、長寿なんだとか!

健康と最高の体調を手に入れるためには、炎症を軽くすることがポイントなんです!

 

不安を引き起こす要因

昔の人の不安は「明確」でした。
獣に襲われる、食料がない…といった“今”の不安。

一方、現代の私たちの不安は「ぼんやり」としています。
将来のこと、人間関係、SNS、漠然とした焦り。
この“曖昧な不安”が、心身のエネルギーを少しずつ消耗させてしまうのです。

 
 

炎症と不安をケアする3つの方法

① 食生活の改善と腸内環境のケア

発酵食品(納豆・キムチ・味噌・ヨーグルトなど)を意識的に摂りましょう。
食物繊維の多い食材(海藻・きのこ・ごぼう・りんごなど)も腸の味方。

腸内環境が整うと、免疫力が上がるだけでなく、
“幸せホルモン”セロトニンの生成もスムーズになります。

抗生物質を服用した後は、良い菌まで減ってしまうため、
意識的に発酵食品でサポートしていきましょう。

 

② 自然にふれる

1年に数回でもいいので、山や海、公園など自然の中で過ごす時間を。
自然の画像や音でもリラックス効果はあります。
自然に触れるだけで、ストレスホルモンが下がり、自律神経が整うという研究結果もあります。

 

③ “量より質”の人間関係を大切に

SNSのつながりよりも、心から信頼できる人との関係が大切。
私たちは一度に深く関われるのは、5人ほどだといわれています。

友達は「多ければいい」というものではなく、
どんな人と、どんな関係を築けるかが心の健康を左右します。

数よりも、安心できるつながりを。
そんな関係がひとつでもあれば、それで十分です。

 
 

④ 運動でストレスをリセット

週に2〜3回、12分ほどの早歩きでもOK。
短い時間でも続けることで、ストレスホルモンを減らす効果があるといわれています。
「できる範囲で、気持ちよく体を動かす」ことが大切です。

 

『最高の体調』を読んで実践していること

私自身、この本を読んでから実践し始めたことがいくつかあります。

  • 発酵食品を意識して摂る(味噌汁・納豆・ヨーグルトなど)

  • 食事を整えることで、朝の目覚めが軽くなった

  • 公園や海辺を散歩して、自然のパワーを感じる時間をつくる

気づけば、以前よりも心が穏やかで、“やる気が起きない自分”に優しく向き合えるようになりました。

 

まとめ

今日は『最高の体調 ACTIVE HEALTH』をご紹介しました。

「怒り」「不安」「疲労」といった現代人の不調を、
科学的に、そしてやさしく解き明かしてくれる一冊です。

炎症を抑え、不安を整える。
その鍵は、食・睡眠・運動・つながりの中にあります。

心と体、どちらも無理をせずに、“整える”ことからはじめていきましょう。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
それではまた次回!中平彩香(SAYA @s.diet_advise)でした!


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管理栄養士 SAYA

管理栄養士・美容家
日本と中国で15年以上、美容と健康に関わる仕事に携わってきました。

中国に渡ってからは、薬膳や養生といった東洋医学の考え方に触れ、身体を「整える」ためには内外両面からのアプローチが欠かせないことを学びました。

これまでの経験を通じて大切にしているのは、数字やデータだけでなく、体調のちょっとした “感覚” を尊重すること。

「なんとなく疲れやすい」
「最近バランスが崩れている気がする」

そんな小さなサインに気づき、整えていくことが未病ケアの第一歩だと考えています。

Soigner Healthcare(ソワニエ ヘルスケア) では、東洋医学の知恵と栄養学の専門性を組み合わせ、毎日の暮らしに取り入れやすいセルフケアをデザイン。
女性が自分らしく、心身の調和を取り戻せるよう寄り添っています。
継続的なサポートを通じて、ひとりひとりが無理なく続けられる“からだと心の習慣” を届けていきます。

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