「食べてないのに太る」 35歳以上の本当の理由

INNER BEAUTY DIET — NUTRITION GUIDE
「食べてないのに太る」
35歳以上の本当の理由
Soigner Healthcare代表— 管理栄養士 SAYA|上海在住14年

「食事の量は減らしているのに、体重が落ちない」

「むしろ食べない方が太っている気がする」

35歳を過ぎてから、このような悩みを抱える方が非常に多くなります。

しかし、原因を「代謝が落ちたから仕方ない」と諦めていませんか?

実は、食べていないこと自体が太る原因になっているケースがほとんどです。

そして、その最大の問題が朝食を抜く習慣です。

「食べないと痩せる」は35歳以上には通用しない

20代の頃は食事を減らせば体重が落ちた、という経験をお持ちの方も多いと思います。

しかし、35歳を過ぎると同じ方法が通用しなくなります。

その理由は、体の「省エネモード」にあります。

たとえば、食事回数が少なく長時間エネルギーが入ってこない状態が続くと、体は「飢餓状態」と判断します。

すると、生命を維持するために基礎代謝を意図的に下げ、少ないエネルギーでも生き延びられるよう体を作り変えていきます。

つまり、これが「省エネモード」です。

さらに、省エネモードに入った体は入ってきたエネルギーをできるだけ脂肪として蓄えようとします。

そのため、食べていないのに脂肪が増えるという状態が生まれるのです。

POINT — 省エネモードが起きるメカニズム

① 朝食を抜く・食事回数が少ない → 体が飢餓状態と判断

② そのため、基礎代謝を下げて省エネモードに切り替える

③ さらに、筋肉を分解してエネルギーに変える(筋肉量が減る)

④ その結果、入ってきたエネルギーを優先的に脂肪として蓄える

⑤ つまり、食べていないのに体脂肪が増え、体重が落ちない状態になる

朝食を抜くことが最も体を太らせる

上海に住む方から最も多く聞く習慣のひとつが「朝食を食べない」です。

「朝は時間がない」「食欲がない」「その分カロリーを抑えられる」

理由はさまざまです。

しかし、栄養士の視点から言えば、朝食を抜くことは一日の代謝を最も効率よく下げる行為です。

なぜなら、睡眠中は約8時間、体にエネルギーが入ってきません。

そのうえ朝食を抜くとさらに昼まで続き、体は12〜16時間以上の絶食状態になります。

これだけ長い時間エネルギーが入ってこなければ、体が省エネモードに切り替わるのは当然の反応です。

さらに深刻なのが筋肉への影響です。

省エネモードでは体は筋肉を分解してエネルギーを作り出します。

その結果、筋肉量が減って基礎代謝がさらに下がるという悪循環に入ります。

朝食を抜いた場合 朝食を食べた場合
体が省エネモードに入る 代謝のスイッチが入る
筋肉が分解されやすい 筋肉量を維持しやすい
昼食・夕食で血糖値が急上昇 一日の血糖値が安定する
夜の過食につながりやすい 夜の食欲が自然に落ち着く

35歳以上が朝食で意識すべきこと

では、何を食べればいいのでしょうか。

朝食は食べさえすれば何でもいいわけではありません。

特に、タンパク質を必ず含めることがポイントです。

なぜなら、タンパク質は筋肉の材料であり、代謝を維持するために欠かせない栄養素だからです。

朝にタンパク質を摂ることで、一日の筋肉分解を防ぎ、代謝を高い状態に保てます。

 

上海在住の方におすすめの朝食例

POINT — 手軽に続けられる朝食の組み合わせ

卵1〜2個+バナナ1本
卵でタンパク質、バナナでエネルギーと食物繊維を補給。さらに、5分あれば準備できる手軽さも続けやすいポイント。

無糖ヨーグルト+ナッツひとつかみ
タンパク質と良質な脂質の組み合わせ。その結果、血糖値を安定させながら腹持ちもよくなる。

豆腐(冷奴・温奴)+みそ汁
日系スーパーで手に入る。また、植物性タンパク質のため胃腸への負担も少ない。

納豆+ごはん少量
発酵食品×タンパク質×炭水化物の理想的な組み合わせ。さらに腸活にも効果的。

プロテイン1杯
「朝は食欲がない」という方はまずここから。水や豆乳に溶かすだけでタンパク質をしっかり補給できる。

「朝は食欲がない」という方は、最初からしっかり食べようとしなくて大丈夫です。

まずプロテイン1杯から始めてください。

体が朝食に慣れてくると、自然と朝の食欲が戻ってきます。

まとめ——「食べない」ではなく「正しく食べる」が35歳からの答え

食べていないのに太るのは、意志の問題でも年齢のせいでもありません。

つまり、体が省エネモードに入っているサインです。

しかし、正しく食べることで代謝は必ず戻ります。

まず朝食を食べることから始めてみてください。

Summary — 今日からできること

朝食を必ず食べる

代謝のスイッチを朝に入れる

② そのうえで、朝食にタンパク質を必ず含める

卵・豆腐・納豆・ヨーグルトから選ぶ

③ 難しければプロテイン1杯から始める

朝食のハードルを下げることが継続の鍵

④ 「食べない」ダイエットをやめ、3食食べて代謝を維持する発想に切り替える

35歳からの体は、食べないことへの罰として太ります。

一方で、正しく食べることへのご褒美として痩せます。

まず朝食を食べることから、今日始めてみてください。

CONSULTATION

「食べてないのに太る」を根本から解決したい方へ

「何をどう食べれば代謝が戻るのか知りたい」

「朝食を食べる習慣をつけたいが何から始めればいいかわからない」

そのような方こそ、まず一度ご相談ください。上海在住14年の管理栄養士が、あなたの生活リズムと体質に合わせた食べ方を一緒に考えます。

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中国在住の方 ▸ WeChat ID: animare09

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