不妊治療中のホルモンバランスとダイエット:食事で整える方法

こんにちは! ダイエットアドバイザーのSAYA@s.diet_adviseです!

 

ダイエットで適正な体重と健康な体を維持することは、不妊治療の面でも有効といわれています。

しかし、美容目的のダイエットとは違い、ただ痩せれば良いというわけではありません。

無理な減食など間違ったダイエット法では、かえってホルモンバランスが崩れてしまう可能性も・・・

 

また、不妊治療ではホルモン剤を使うことがあるので、ホルモンバランスを崩さないような体質改善方法を考えていく必要があります。

 

妊活中のダイエットは無理な食事制限をせず、必要な栄養素をしっかり摂ることが大切です。

今回は、不妊治療中のホルモンバランスを整える食事方法をご紹介します。

 

ダイエットがホルモンに与える影響

体重を落とすには、食事管理が必須です。

食べる量を減らしたり、低カロリー食を選んだりすれば順調に体重を落とすことができます

 

しかし、ただやせればいいというわけではないですよね。

 

過度なカロリー制限や栄養が偏った食事は、ホルモンバランスを崩す原因に。

特に、体脂肪が極端に減少すると、エストロゲンの分泌が減少し排卵が不規則になることもあります。

なので通常時のダイエットとは違い、不妊治療中のダイエットはホルモンバランスを意識した食事を摂ることが大切です。

 

ホルモンバランスを整える栄養素

ホルモンバランスを整えるためには、特定の栄養素を意識的に摂ることが大切です。

乱れたホルモンバランスはひとつの栄養素で整うわけではありません。

色々な栄養素をバランス良く摂ることを意識していきましょう!

 

妊活中に摂りたい栄養素はこちら!

 

  • タンパク質 
  • イソフラボン
  • ビタミン(ビタミンB群・ビタミンC、ビタミンDなど)
  • ミネラル(鉄・亜鉛・カルシウムなど)
  • オメガ3脂肪酸

 

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

 

タンパク質

タンパク質は筋肉や髪、肌など体を構成するのに欠かせない存在です。

タンパク質はホルモンを作る材料でもあるので、良質なタンパク質をしっかり摂取しましょう。

 

また、卵子や精子はタンパク質が成分となります。

なので、たんぱく質不足は、卵子と精子の質を低下させるといわれています。

 

それゆえ、ダイエット中でも良質なタンパク質は欠かさず摂ることが大切です。

 

動物性では肉・卵・魚・乳製品などを、植物性たんぱく質は大豆や納豆などの大豆食品や豆食品から摂り、偏りがないように摂りいれていきましょう

 

イソフラボン

イソフラボンはエストロゲン様作用があり、妊娠しやすい身体づくりに役立つといわれています。

イソフラボンは豆腐や大豆、豆乳などの大豆食品から手軽に摂ることができます。

 

しかし、イソフラボンを過剰に摂れば良いというわけではありません。

過剰に摂取すると、逆にホルモンバランスを崩してしまう恐れもあるので注意です

 

イソフラボンの一日の摂取上限は70~78mg程度といわれています。

豆腐一丁分でそれぐらいの含有量になるので、通常の食事からの摂取では過剰摂取になる心配はほとんどありません。

 

大豆からは、良質な植物性たんぱく質やビタミンやミネラルを摂ることができます。

体に良いからと過剰に食べるのではなく、適量を上手に食事に摂り入れてくださいね。

 

ビタミン

ホルモンバランスを整えるには、ビタミンは欠かせない存在です。

果物や野菜に多く含まれているビタミンC、ナッツ類や植物オイルなどに多く含まれているビタミンEは抗酸化作用に優れています。

 

ビタミンCやビタミンEは体を酸化から守り、ホルモンの分泌をサポートしてくれます。

 

ビタミンEは血流を良くするので、子宮や卵巣への栄養補給のサポートにも役立ちます。

 

また、きのこや魚などに含まれるビタミンDは、ホルモンの生成や調整、インスリンの感受性の向上が期待できます。

 

豚肉や玄米、豆類などに多く含まれるビタミンB群は、ホルモンの生成や代謝をサポートしてくれます。

特にビタミンB9(葉酸)は 妊娠初期に必要不可欠な栄養素で、胎児の神経管の発達をサポートします。

 

ミネラル

ジャンクフードや加工食品に頼る食事では、ミネラルが不足しがちに。

妊活中はこうした食品はできるだけ控えたいですね。

 

亜鉛は精子の質を高めるミネラルとして知られていますが、卵子の質を高め排卵の促進にも役立ちます。

食品では、牡蠣やナッツ類に多く含まれています。

 

また、不妊治療中は貧血を予防することが大切なので、鉄も不足なく摂りましょう。

吸収の良いヘム鉄は、レバーや赤身肉、カツオやマグロなどに含まれています。

 

吸収率はあまり良くありませんが、レバーや赤身肉が苦手な人は非ヘム鉄にも注目しましょう。

非ヘム鉄は緑黄色野菜や豆類から摂ることができます。

また、ビタミンCを一緒に摂ると鉄の吸収が良くなるので、野菜や果物と一緒に摂取することがおすすめです。

 

胎児の骨や歯を作るのに必要なカルシウムは、妊娠中は不足しがちです。

妊娠に備えて、妊活中からしっかり摂りたいですね。

 

牛乳や小魚などに含まれるカルシウムは骨や歯を強くするだけではなく自律神経を整え、ホルモンバランスの調整にも役立ちます。

 

まとめ

妊活中のダイエットは、ただ体重を減らすだけではなくホルモンバランスを意識した食事を心がけることが大切です。

ホルモンバランスを整えることは、卵子の質を高める、着床しやすい身体になるなど様々なメリットがあります。

摂りたい栄養素はたくさんありますが、過剰な摂取は逆にホルモンバランスを崩してしまうことも。

健康食品やサプリメントでの摂取ではなく、食品から栄養を摂ることを心がけてくださいね。

ホルモンバランスを整える栄養素は、身近な食品から摂れるものがほとんどです。

栄養の偏りに気をつけて、バランスよく摂取してくださいね。

 

ダイエットがなかなか成功しないと言う方は、是非お気軽にご相談ください!

自分でいろんなダイエットを試してみたけど、結果が出ない、自分に合ったダイエット方法がわからない、自分の今の状態が良くわからないという方は是非ご連絡ください。  

 

一人一人のお身体に合わせたダイエット方法を分析し、確実に結果を出させていただきます。

 

 

 

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